灰羽連盟

はいばね。一話目から、なんだこれ?と引きつけられるアニメでした。原作があるそうです。ネタバレにならない程度に、物語の良さを紹介します。
見つけたきっかけは、動画サイトへリンクを張っていたブログでした。第一話を見た後、どのチャンネルで放送されているんだろうと、灰羽連盟のホームページを見ると、最初の放送は2003年だったということで驚きました。世の中、このテーマに関しては、あまり変化がない、むしろだんだん悪くなっているので、今も十分見応えのある内容になっています。再放送すればいいのに。
二話目に、不思議な経済概念がでてくるので、もしや、私のブログのテーマに沿った新しい経済概念が提唱されるのか!?と期待して続けてみましたが、それ以上の描写はでてきませんでした。
物語は、「守られている」や「弱者」などの消極的な表現で語りながらも、「助けて」、「助ける」、「助けたい」という人の心の叫びや欲求を不思議な世界観のなかで力強く、美しく、やさしく描いています。
私は、最近、新しい出会いが多い中、私のテーマを説明するときに、「助ける」「助けたい」という言葉をよく使います。これが人の心の本質ではないか、そして、この気持ちを生かせるインフラを作りたいと。
でも、灰羽連盟を見終わって、「助けて」という叫びや祈りがまず始めにあるのかな、ということに気づいた感じがします。「助けて」と言える相手がいる事、言われる自分になる事。「助けて」が伝わり、「助けたい」と応えられるインフラができるといいんだろうな。
と、独自の展開をしてしまいましたが、こんな風にも展開ができるのは、やさしさは根源だからでしょう。表面的なやさしさなんてないんじゃないかな。最終話の感想でした。