OpenIDのキラーRPとして

通貨デザインの続きです。まあ、書き始めたばかりで、Google Analytics でピクリとも反応しない状況で、フェーズ1完了といったところです。次は、技術的な実装の話に移ろうと思います。専門はこっちのほうなので、これまでは序章というべきか。
通貨の媒体としては仮想通貨、つまりインターネット上の電子通貨を前提として考えています。将来的には、カードを認証の道具として用いることもあるかもしれませんが、今のところはネット上にP2Pな分散したシステムを構築することを目標とします。?、おぉ、なんか作る気まんまんな感じですねぇ。
電子通貨の場合、管理する銀行口座が必要になります。そこで、認証をOpenIDに任せて、OpenIDを口座番号とするのはどうでしょう。
メールアドレスが口座番号となっているPayPalなどの送金システムもありますね。メールアドレスとの違いは認証を外部に持つことで、純粋なP2Pなシステムが組めることだと思っています。
1つのメールアドレスで、複数の口座を持てることが可能なように、OpenIDを口座番号としても、システムは複数存在することが可能です。この場合、システムが複数存在するということは、通貨の種類が複数になるということを意味します。多分、ここ数年のうちに、このようなシステムが複数登場すると思います。そして、この通貨を利用して、OpenIDのレピュテーション問題を解決することができるのではないかと思っています。