Adobe Flash Lite Distributable Player

このブログのテーマ、「通貨をデザインしよう」は、次なる小さな一歩としてエンターテイメント性のあるポイント贈与システムをブログパーツで実装することを目指しています。システムの詳細は、勉強会やリンク先のブログなどで共有されています。後日、このブログでもまとめておきたいと思います。
さて今回は、このブログパーツの技術的なお話です。このブログパーツFlashベースのものにしようとしています。
Flashを採用したのは、
・表現能力が高い(カッコいい)
・無料のSDKがある(タダ)
・もっとも普及している(カンタン)
Adobeがオープン化に積極的(Open Screen Project)
・モバイルへの転用が簡単かも(Flash Lite
が理由でした。モバイルでも使えることを意識していたので、iPhoneFlashに対応していないのが気になっていました。そんな時、Adobeが、Open Screen Projectに続き、大きな発表をしました。
Adobe Flash Lite Distributable Player
Flash Liteはモバイル向けFlashで、今回、Flashアプリケーションを配信可能(Distributable)にしたことに注目しています。明らかに、iPhoneを意識した発表でしょう。アプリをパッケージ配信できることは、課金がしやすくなるため、AppleFlashを採用しやすくなるはずです。と、勝手に推測。

今のFlashはDistrubutableではなく、オンラインでWebブラウザ上で利用することが前提でした。そして、これをパッケージ化して、パソコン上で単体のアプリケーションとしてオフラインの状態でも動作できるようにしたのが、Adobe AIRでした。今回のFlash Liteはそのモバイル版といってもいいでしょう。となると、制限なくネットのリソースにアクセスできるので、フィード系やWebAPIを活用した面白いアプリケーションが期待できそうです。そうなると、リソースを保有する側は認証が重要になってくるので、OpenIDへの注目度も高まりそう。