新通貨勉強会2008-11-08裏舞台レポート

自分のブログを最初から読み直してみました。自分で言うのもなんですが、無駄なく、言いたかったことがまとめられているなと、自画自賛
今年の3月3日からはじめたこのcurrencybuildingブログ、名の通り、新しい通貨の構築をテーマとして書き続け、ようやく、はてな市民になりました。
日記をつけた日数はわずか30日あまりですが、その間、5月にsakamataさんから初コメントをいただき、8月にはリアルでお会いし、その後、9月にSkype飲み会と称しビデオチャットをやってからは、週1でSkypeミーティングを行うようになりました。勉強会の企画も段取りもsakamataさんがとんとん拍子ですすめていき、私は、ただ、あぁいいね、とか、こうできたらいいね、とかのコメント程度の貢献しかできていなかったのですが、ここまでの参加者を集うまでの勉強会が開催されたことに、あらためて、sakamataさんに感謝、もちろん、参加者のみなさんにも感謝。
こうして、振り返ってみると、ブログのチカラに驚きです。まったくのゼロからはじめて、わずか半年程度で、自分の気持ちを、まったく面識のない方々に、深く伝えることができたのですから。このワイワイ、ガヤガヤ、ウキウキ、ウキャキャ感を今後も続けられ、さらに輪が広まっていくといいなと思っています。

裏舞台レポート、前半部分は勉強会が開催されるまでの裏舞台でしたが、次は、勉強会そのものに着目してみます。
私にとって、こういう勉強会に参加する事自体、ほとんど初めてでした。これまで、参加したいと思ってもなかなか勇気がでなかった。今回は、自分が主催者側のそばにいたから、参加ができたようなものです。ですので、他の参加者の方々の勇気と熱意には関心させられました。あぁ、行動を起こすことが重要なんだと。
一方で、やはり、テーマを聞いただけでは敷居が高く、二の足を踏んだという声も聞きました。これは、反省すべき点の一つで、今後、どうしたら多くのみなさんを巻き込んでいけるかに努力を割きたいなと思いました。
テーマを学術的に考えると、経済、とかになってしまうのですが、そんなありふれたジャンルで、この取り組みを考えてはいません。だって、おカネって、老若男女が関わることですものね。参加資格ってものはないんです。だから、全方位、全開で、取り組みたい。どんな考えも吸収したいんです。

さて、勉強会セッティングの現場のお話、いやはや、開催直前までは、かなりいい加減に考えていました。当日は、私は、プロジェクター出しのパソコン担当でかかりっきり、最初マウスを忘れたっ!と思って、ちょっとパニック、ノートのトラックパッドじゃ操作しずらくてもたもたするんですもの。。前半は自分のペースを取り戻すのに一生懸命、落ち着いても、ソワソワ、会場では皆さんの名刺をただもらうだけで、あまり深いお話ができませんで、残念でした。
そんな中、メイン司会者の他にもうひとかた、名簿チェックや飲み物手配などの気配りをしていただいた方がいました。sakamataさんの段取りでした。うーん、もうこの段取りがなければ、勉強会はあたふたで何やっていたか分かんない状態だったと思います。感謝。
開催直前に、名札があるといいなと思っていて、そのことをsakamataさんに話したら、なんと、机の上におく名前プレート的な物を紙で用意していました。じゃ、この紙を名札にいれようということで、開催直前にその作業をてつだっていただいた、これまた裏舞台で支えてくれた方。感謝。
まあ、こんな風に、ひとが集まると、それぞれがのりしろを広げてくれて、パッチしてくれる。とても、恵まれた勉強会を開催することができてラッキー、でした。これも集まるテーマの深さのおかげもあるのかな、なんて失礼な考えが浮かんだりもしています。

反省点を続けると、余裕をもった発表スケジュールのはずが、意外にも時間がたつのがはやい。計画では、20分発表10分討論の繰り返しで、1時間置きに、15分程度の休憩と自己紹介、写真撮影を間に挟みました。ここは、20分発表20分討論ぐらいがいいかなと次の機会にメモっておきます。
良かった点は、自己紹介。やっぱり、勇気と熱意のある方が参加しているだけあって、それぞれの特技、思いをほんの少しでしたが語っていただけたのが良かったと思っています。ここはもっと時間をとっても良かったですね。
微妙だった写真撮影は、事前に気をつかいました。参加者のほとんどは、ハンドルネームでの参加ですので、この写真は公開されないということと、でも、皆さんがあとで印刷して思い出として残してもらえるようにと、後で写真をダウンロードできる非公開URLを当日の資料と一緒にお渡ししました。
(もし、URLがなかなか入力できないよという参加者の方がおられましたらおしらせくださいね。)
写真撮影は、その時点で参加している皆さんで撮影ができました。それぞれが持ち寄っていた「エンデの遺言」の本を手にとった写真は、みんないい顔。実は、この演出、sakamataさんと初めてリアルでお会いしたときの記念撮影と同じだったのです。


(8月、喫茶店で撮った写真の切り抜き)

最後に、ブログのチカラ。ブログは個人の日記をネットに公開するというただそれだけのしくみです。Web2.0がマーケット用語だと思っている方もいらっしゃいますが、私は、Web2.0で注目すべき事象は、まさしく、今私たちが体現している、ブログでの展開、勉強会への発展だと思います。ITを単なるビジネスの道具としてとらえるのではなく、それを超えた広がりをもつ可能性に着目して欲しいものです。ブログは、Web2.0のなかで最も成功した技術の一つだったと思います。そして、そこに光を当て、次のなにかを展開していきたい。そう思っています。
まあ、次のなにかは、通貨をもういちど市民の手に!とだけ、書き添えておきます。